事業計画

主要事業

1. 日本化学会春季年会「特別企画」でのシンポジウムの実施(年1回)
2. 日本化学会会議室での定期領域会議の開催(年1回)
3. 「ものづくり戦略に関するミニシンポジウム」(仮名)の開催(年1回)
4. 活動期間を通しての広報(ホームページ作成など)
5. 活動終了後の「研究会」設置申請、及び連携研究事業発足の検討

活動実績

CSJ化学フェスタ(2015年10月13日開催)
精密物質変換のための分子空間化学」グループとの合同シンポジウム

会場:タワーホール船堀

プログラム
趣旨説明:田中克典 (理化学研究所 生体機能化学研究室)
使いたくなる有機半導体への挑戦! ~分子の形へのこだわり~
岡本敏宏先生 (東京大学大学院新領域創成科学研究科/さきがけ)
天然への挑戦! ~ややこしい構造をつくる~
横島聡 (名古屋大学 大学院創薬科学研究科)
新薬創出への挑戦! ~有機合成化学から創薬化学の世界へ~
下野梨絵先生 (大正製薬株式会社化学研究所)
ブレない品質への挑戦! ~糖尿病治療薬製造プロセスでコントロールした意外なもの~
鳥山史彦先生 (第一三共株式会社 プロセス技術研究所)
生体内分子の可視化に挑戦! ~有機合成化学が拓くヒト臨床PET研究~
土居久志先生 (理化学研究所 ライフサイエンス技術基盤研究センター)

趣旨説明:白川誠司 (長崎大学 大学院水産・環境科学総合研究科)
非常識に挑戦! ー実験と理論で有機化学の非常識に挑むー
内山真伸先生 (東京大学 大学院薬学系研究科/理化学研究所)
似たもの分子の識別に挑戦! ~やさしさで相手を見分けるアニリン型有機分子触媒~
古田巧先生 (京都大学 化学研究所)
非天然アミノ酸の事業化に挑戦! ~不斉相間移動触媒で新たな市場を開拓~
山本憲一郎先生 (長瀬産業株式会社 ライフ&ヘルスケア製品事業部)
メカニズム指向の自己組織化に挑戦! 自己集合性金属錯 体の形成機構の解明
平岡秀一先生 (東京大学大学院総合文化研究科)
キラル化学の常識に挑戦! ~空気を読んで巻き方向を変えるスマートらせん高分子~
長田裕也先生 (京都大学 大学院工学研究科)

日本化学会第95春季年会特別企画シンポジウム(2015年3月26日開催)

主催:新領域研究グループ「有機合成化学を起点とするものづくり戦略」
会場:日本大学 理工学部船橋キャンパス

プログラム:
趣旨説明:田中克典(理研)
中村正治先生(京大化研)
 鉄触媒精密カップリング反応
羽村季之(関西学院大理工) 高次縮環芳香族化合物の自在合成と機能開拓
菅裕明先生(東大院理) 特殊ペプチド創薬分子技術とイノベーション
磯部寛之先生(東北大院理) 芳香族連結で繋ぐ化学
鈴木啓介先生(東工大院理工) ハイブリッド天然物に学ぶ

第3回ミニシンポジウム(2014年9月29日開催)

主催:新領域研究グループ「有機合成化学を起点とするものづくり戦略」
協賛:日本化学会、有機合成化学協会、日本薬学会
会場:京都大学 桂キャンパス 桂ホール

プログラム
趣意説明 田中克典(理研)
若手招待講演
パラジウム触媒によるC-H官能基化を利用した複素環合成と全合成
塚野千尋 先生(京大院薬)
特別講演1
非貴金属遷移金属触媒を用いる高効率官能基化反応の開発
辻康之 先生(京大院工)
新領域研究グループメンバー講演
有機合成を起点としたπ共役系の構造制御と機能創製
辻勇人(東大院理)
特別講演2
超ポルフィリンの化学
大須賀篤弘 先生(京大院理)
盛会のうちに終えることができました。皆様のご協力・ご参加に、心から感謝申し上げます(メンバー一同)。


理研シンポジウム(2014年6月9日開催)

主催:理化学研究所田中生体機能合成化学研究室
協賛:日本化学会新領域研究グループ「有機合成化学を起点とするものづくり戦略」
会場:理化学研究所 鈴木梅太郎ホール

プログラム
はじめに
田中克典(理研)
シリル置換不飽和結合の特異な反応性を活用した効率的分子変換法の開発
井川和宣(九州大学)
イネ科植物の鉄イオン取り込み機構に関する有機化学的研究
難波康祐(徳島大学)
天然物を基盤とする生物活性分子創製
平井剛(理研)
Kinesin Spindle Protein阻害剤の創製-縮環インドール類の新しい生物活性の探索-
大石真也(京都大学)
π電子系分子の自在合成法の開発と機能開拓
羽村季之(関西学院大学)
官能基が出会い、新たな構造が生まれる
横島聡(名古屋大学)
協働金属触媒による炭素─炭素結合形成反応
中尾佳亮(京都大学)
剛直平面構造を持つ炭素架橋フェニレンビニレン化合物の合成と特異な物性
辻勇人(東京大学)
元素科学と共に歩んだ半世紀
玉尾皓平先生(理研)
盛会のうちに終えることができました。皆様のご協力・ご参加に、心から感謝申し上げます(メンバー一同)。


日本化学会第94春季年会特別企画シンポジウム(2014年3月27日開催)

主催:新領域研究グループ「有機合成化学を起点とするものづくり戦略」
会場:名古屋大学東山キャンパス 法経本館共用館第3講義室(S8会場)

プログラム:
趣旨説明:田中克典(理研)
座長:中尾佳亮(京大院工)
金井求先生(東大院薬・JST-ERATO) 触媒にどこまでできるのか
座長:横島聡(名大院創薬)
細谷孝充先生(東医科歯科大生材研) 官能基の歪みに着目した分子連結法の開発
座長:羽村季之(関西学院大)
井川和宣(九大先導研) キラル有機ケイ素分子の不斉合成
座長:大石真也(京大院薬)
難波康祐(徳島大ヘルスバイオ) 作用機序解明を指向したpalau'samineの全合成研究
座長:辻勇人(東大院理)
杉野目道紀先生(京大院工) らせん高分子の外部刺激応答性と機能集積直行性に立脚した機能創成
座長:平井剛(理研)
福山透先生(名大院創薬) ET743の実用的合成を目指して

化学会年会初日の午前中にも関わらず、多くの方々にご参加いただき、盛会のうちに終えることができました。皆様のご協力・ご参加に、心から感謝申し上げます(メンバー一同)。

第3回CSJ化学フェスタ2013 ナノ機能への挑戦-材料、素子、バイオ、そして未来-
(2013年10月21-22日開催)に参加しました。

会場:タワーホール船堀

新領域研究グループ 有機合成化学を起点とするものづくり戦略からの提言(10月21日)
プログラム:
田中克典(理化学研究所) 生体内での反応解析から開拓、制御、さらにものづくりまで
難波康祐(徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部) イネ科植物の鉄イオン取り込み機構に学ぶものづくり戦略
平井剛(理化学研究所) 天然物を基にした分子設計を足がかりとするものづくり
大石真也(京都大学薬学研究科) 生体機能の解明に向けたものづくり:生物活性環状ペプチドの設計と応用

若手とベテランで語り合うナノ機能の未来(10月22日)
深瀬浩一先生(大阪大学理学研究科) 化学プロセスインテグレーションと化合物インテグレーション:生体反応の制御を目指した化学システムの創製

パネルディスカッション『若手とベテランでナノ機能に挑む!』(10月22日)
ファシリテーター: 舟橋正浩(香川大学)、植村卓史(京都大学)
パネリスト(敬称略): 川合知二(大阪大学)、深瀬浩一 (大阪大学)、増原宏(台湾国立交通大学)、家裕隆(大阪大学)、金有洙(理研)、田中克典(理研)、辻勇人(東京大学)、辻剛志(九州大学)、梶本真司(東北大学)




The First Asian Conference for "MONODUKURI" Strategy by Synthetic Organic Chemistry (ACMS) (2013年7月17-19日開催)

主催:新領域研究グループ「有機合成化学を起点とするものづくり戦略」
協賛:日本化学会、サントリー生命科学財団、水谷糖質科学振興財団
会場:サザンビーチホテル&リゾート沖縄

プログラム、タイムテーブルはこちら

ポスター賞受賞者
Miki Shibata (Graduate School of Pharmaceutical Science, Tokushima University)
Tomoe Kato (Institute of Biomaterials and Bioengineering, Tokyo Medical and Dental University)
Kumiko Yamamoto (Graduate School of Pharmaceutical Sciences, The University of Tokyo)
Ambara R. Pradipta (Biofunctional Synthetic Chemistry Laboratory, RIKEN)
Wen Piao (Graduate School of Pharmaceutical Sciences, The University of Tokyo)
Shohei Eda (School of Science and Technology, Kwansei Gakuin University)

沢山のご参加、ありがとうございました。無事盛会のうちに終えることができました。また、会場準備、運営にご協力下さいました、理化学研究所田中研究室の皆様に心から感謝申しあげます。
参加者:88名(参加国:中国、韓国、台湾、シンガポール、香港、日本)



 




日本化学会第93春季年会特別企画シンポジウム(2013年3月22日開催)

主催:新領域研究グループ「有機合成化学を起点とするものづくり戦略」
会場:立命館大学草びわこ・くさつキャンパス コラーニングハウスIC103(S2会場)

プログラム:
趣旨説明:田中克典(阪大院理)
座長:田中克典(阪大院理)
石原一彰先生(名大院工) 高機能ソフト超分子触媒の開発
浜地格先生(京大院工・CREST/JST) 細胞夾雑系でのタンパク質合成化学
座長:難波康祐(北大院理)
辻勇人(東大院理・JSTさきがけ) 反応開発を起点とする革新的機能性材料づくり
林雄二郎先生(東北大院理) 有機触媒を起点とした生物活性化合物の合成
座長:大石真也(京大院薬)
鴻池敏郎先生(塩野義製薬CMC技術研究所) 薬を創り、造る化学の新展開
伊藤肇先生(北大院工・フロンティア化学セ) 金イソシアニド錯体の機械的刺激による単結晶-単結晶相転移
座長:井川和宣(九大先導研)
伊丹健一郎先生(名大院理・名大WPI-ITbM) 分子をつなげて価値を生む合成化学:Transformative Moleculeを夢見て

化学会年会初日の午前中にも関わらず、多くの方々にご参加いただき(総250名以上)、盛会のうちに終えることができました。皆様のご協力・ご参加に、心から感謝申し上げます(メンバー一同)。



 


第2回ミニシンポジウム(2012年9月28日開催)

主催:新領域研究グループ「有機合成化学を起点とするものづくり戦略」
共催:日本化学会北海道支部 協賛:日本化学会、有機合成化学協会
会場:北海道大学 学術交流会館

プログラム:
趣旨説明:田中克典(阪大院理)
ー若手研究者招待講演ー座長:井川和宣(九大先導研)
東林修平先生(分子科学研究所) 精密有機合成による3次元π共役おわん分子の開拓
吉田優先生(東京医科歯科大学) 異種アジド選択的クリック反応の開発と機能性分子集積法への展開
ー特別招待講演1ー 座長:羽村季之(関西学院大理工)
谷野圭持先生(北大院理) 社会に役立つ「ものづくり」としての多段階合成を求めて:シストセンチュウふ化促進物質の全合成
ー新領域研究グループメンバー講演ー 座長:大石真也(京大院薬)
平井剛(理研基幹研) 代謝安定性の獲得とコンホメーション制御を可能にする含フッ素ガングリオシド
中尾佳亮(京大院工) 不飽和化合物のシアノ官能基化反応
ー特別招待講演2ー 座長:横島聡(名大院創薬)
田上克也先生(エーザイ) ハリコンドリンBをリードとした新規抗がん剤ハラヴェンの開発研究

世話人:難波康祐(北海道大学)

沢山のご参加、ありがとうございました。第2回も盛会に終えることができました。また、会場準備、運営にご協力下さいました、北海道大学谷野研究室の皆様に心から感謝申しあげます。
参加者:169名(事前申込み129名、当日参加40名)



        
        
       


日本化学会第92春季年会特別企画シンポジウム(2012年3月25日開催)

主催:新領域研究グループ「有機合成化学を起点とするものづくり戦略」
会場:慶應義塾大学 日吉キャンパス 第4校舎独立館D203(S8会場)

プログラム:
趣旨説明:田中克典(阪大院理)
座長:田中克典(阪大院理)
友岡克彦先生(九大先導研) 「何をつくるか」「どうやってつくるか」
浦野泰照先生(東大院医) 生細胞適用可能な光機能性分子の精密設計とその応用
座長:中尾佳亮(京大院工)
山子茂先生(京大化研) 有機合成を基盤とした高分子の精密合成
高須清誠先生(京大院薬) 小員環の反応性を利用した低pH応答DNA切断分子の設計と合成
座長:井川和宣(九大先導研)
横島聡(東大院薬) 天然物の合成研究:高度に官能基化された多環式骨格の構築を目指して
山口茂弘先生(名大院理・JST-CREST) 光・電子機能性分子の新デザイン
座長:平井剛(理研基幹研)
伊藤幸成先生(理研基幹研・JST-ERATO) 有機合成化学と糖鎖生物学

化学会年会初日の午前中にも関わらず多くの方にご参加いただき、大変盛況に終えることができました。皆様のご協力・ご参加に、心から感謝申し上げます(メンバー一同)。




第1回ミニシンポジウム(2011年11月14日開催)

主催:新領域研究グループ「有機合成化学を起点とするものづくり戦略」
共催:新学術領域研究
   「反応集積化の合成化学 革新的手法の開拓と有機物質創製への展開」
協賛:日本化学会、有機合成化学協会
会場:小柴ホール(東京大学内)
参加費:無料
ポスターはこちらからダウンロードできます(PDF形式です)。

プログラム:
座長:難波康祐(北大院理)
田中克典(阪大院理)
「効率的結合形成反応を起点とする有機合成化学者のための「合成生物学」の開拓」
大石真也(京大院薬)
「縮環インドール類の新しい生物活性の探索:KSP阻害剤の創製」
座長:井川和宣(九大先導研)
招待講演: 草間博之先生(東工大院理工)
「アルキンの求電子的活性化を基盤とする多環性骨格構築手法」
羽村季之(関西学院大理工)
「高反応性分子を駆使した新規π共役系分子の創製」
座長:中尾佳亮(京大院工)
招待講演: 吉田潤一先生(京大院工)
「空間で時間を制御する合成化学」

世話人:横島聡(東大院薬)、辻勇人(東大院理)、平井剛(理研基幹研)

多くの方にご参加いただき、大変盛況に終えることができました。
皆様のご協力、ご参加に、心から感謝申し上げます(メンバー一同)。
参加者:147名(事前申込み128名、当日参加19名)